会社での人間関係に疲れたときに試してほしい「記録する習慣」
普段、会社で仕事をしていると、いろいろ嫌な思いをしてストレスを感じることが多いと思います。
上司との関係、部下との関係、先輩・後輩との関係、正社員とパートさんとの関係など、どこかの関係がうまくいかず、モヤモヤを抱えている方も多いのではないでしょうか。
上司とはうまくいっていても、パートさんとはうまくいっていない、その逆というパターンもあると思います。
そして、その「うまくいっていない原因」の多くは、実は仕事の指示が適正ではないことにあるのではないでしょうか。
指示が曖昧で分かりにくい。
指示を聞いてくれない。
指示した内容が正しく伝わらず、できていなかった――。
こうした行き違いが積み重なると、相手への不信感や怒り、自分への情けなさなど、さまざまな感情が渦巻いてきます。
私も仕事中に指示したことを無視されたり、時には暴言を吐かれたりしたことがありました。
暴言を吐かれたり、無視された直後は、落ち込んだり、イライラしたりして、仕事どころではない気持ちになることもあります。
そんなとき、私が必ずやっている行動があります。
それは、「言われた時間・内容をメモし、後で日記に書く」ということです。
なぜメモを取るのか? それは自分を守るための「証拠」と「心の整理」
まず、メモを取る一番の目的は、感情論ではなく、後で自分を守るための「証拠づくり」と「状況整理」です。
第三者に相談する時、メモがあるかどうかで、話の伝わり方がまったく違ってきます。
たとえば、上司や人事、労基、外部相談窓口などに相談する際に、
「なんとなく辛いんです」
と話すよりも、
「○月○日、△△さんから『□□』と言われました」
と具体的に示せる方が、相手も状況をイメージしやすく、動きやすくなります。
相手の行動が「継続的」かどうか判断できる
暴言や嫌がらせが、一度きりなのか、何度も繰り返されているのかによって、必要な対応は大きく変わります。
メモを続けていると、相手の言動のパターンや頻度が見えてきて、相談先も「これは深刻だな」と判断しやすくなります。
「たまたま機嫌が悪かっただけ」なのか、 「意図的に攻撃してきている」のか。
この見極めを感覚だけに頼るのではなく、記録という形で残しておくことが大切です。
メモを書くことで、自分の心も整理される
暴言を受けると、怒り・悲しみ・混乱が一気に押し寄せてきて、頭の中がごちゃごちゃになります。 そんなときこそ、紙に書き出すことが効果的です。
「何が起きたのか」 「自分はどう感じたのか」
といったことを言葉にして書き出すことで、頭の中の混乱が外に出て、「脳内のメモリ」が空き、自然と落ち着きやすくなります。
感情を押し殺すのではなく、「書いて外に出す」ことで、精神的な負担が少し軽くなるのです。
また、手帳や日記帳などに記録しておくことで、相手の嫌な言動や行動パターンが分かってきます。
「これをやったら、また何か言われるな」 「前回と同じ行動なのに、今回は違うことを言ってきたな」
といったことに気づきやすくなり、
「○月○日のときは、こうやれと言いましたよね?」
と、冷静に指摘しやすくなります。
これは、感情的に反論するのではなく、事実ベースで話ができる、という大きなメリットになります。
まとめ:嫌なことは「流さず、書いて残す」
嫌な思いをした時、心ない言葉をかけられた時は、その場で終わらせてしまわず、
- 時間
- 内容
- 実際に言われた言葉
- その前後の会話や状況
- その時の自分の感情
などを書いておくことで、後から第三者に相談する際の客観的な材料になります。
また、言われたことや自分の感情を「書いて外に出す」ことで、気持ちが整理され、精神的に落ち着いてくるという効果も期待できます。
会社でストレスを感じることが多い人、職場の人間関係に悩んでいる人は、まず「記録すること」から始めてみることをおすすめします。
メモと日記が、あなた自身を守る大きな支えになってくれるはずです。


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